1975年(昭和50年)11月6日に設立総会を開催し、翌年5月8日に社団法人日本青年会議所の分科団体として認証された(業種別部会認証番号=22)「社団法人 日本青年会議所 鉄鋼部会」は、1985年1月の総会で「社団法人 日本青年会議所 鉄鋼機械工業部会」へと部会名称を変更、そして設立満35年の2010年1月の総会で「日本青年会議所 鉄鋼機械工業部会」へと名称変更するとともに公益社団法人日本青年会議所の支援団体という位置付けになりました。 2014年9月5日には40周年記念式典・祝賀会を開催する事が出来ました。


ご 挨 拶

2026年度 部会長 家倉一樹
(所属LOM 公益社団法人 金沢青年会議所)

RESILIENCE〜変化の時代を、現場からしなやかに生き抜く〜

今日、日本の鉄鋼機械業界は、大きな変化のただ中にあります。人材面では、熟練技能者の高齢化と若年層の入職減少が進み、「人がいないので受けられない」「続けられない」という声が現場から聞こえるようになりました。経済、調達面では、鋼材、原料の特定国依存や関税、制裁、物流制約など、自社の努力だけではコントロールできない要因が増え、価格と納期の両面で不確実性が高まっています。さらに、人手不足と高齢化が進む中で、生産管理、図面をはじめとした現場情報の整理、共有が追いつかず、業務の属人化が残ること自体が、引継ぎや変更対応の遅れを招く要因となっています。また、2024年の能登半島地震では、地域のものづくりの現場が大きな打撃を受ける一方で、そこから立ち上がろうとする動きも見られました。予期せぬ外的ショックの中でも、現場を守り、取引をつなぎ、人を支え続けようとする「しなやかな復元力」は、今後の業界にとって重要な視点であると考えます。

こうした状況で、どう私たちは行動すればよいのでしょうか。第一に、人手不足や高齢化の中でも、人材制約を理由に機会を手放さなくてよい業界の姿を、現場から探っていくことです。第二に、調達や国際環境の揺らぎの中でも、顧客からの信頼と受注を守り続ける視点を広げることです。第三に、引継ぎや変更対応が後手に回る要因となっている現場情報の属人化を改めるため、現場DXを後押しし、現場情報の整理、共有と見える化を進めます。その結果として、「だからこそ選ばれる条件」を広げていきます。

本年度、鉄鋼機械工業部会では、「RESILIENCE〜変化の時代を、現場からしなやかに生き抜く〜」を掲げ、変化の大きい時代においても現場が前を向けるよう、会員企業の皆さまと共に学び、共に考え、共に取り組む機会づくりに努めます。これらの取り組みは、どれも一社だけで答えが出せるものではありません。だからこそ、部会という「横のつながり」の場を活かし、各社の悩みや工夫を持ち寄りながら、複数の課題に一歩ずつでも前向きに応えていく。その積み重ねこそが、鉄鋼機械業界のレジリエンス(しなやかに乗り越える力)を高めていく道だと信じています。諸先輩方が築いてこられた歩みへの感謝と敬意を胸に、2026 年度第52 代部会長として、皆さまとともに学び、ともに悩み、ともに前へ進む1 年とすべく、全力で職務を全うしてまいります。何卒、変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2026年度基本方針
  1. 会員企業が学び合い、課題に向き合う機会を充実させよう
  2. 横のつながりを活かし、現場の知恵を共有して実装につなげよう
  3. OB の知見を取り入れ、世代を越えた連携を強化しよう
■2026年度事業計画
  1. 総会の実施
  2. 企業視察の実施、地区大会の企画運営
  3. 部会員拡大のための企画・実施
  4. 業種別部会連絡会議との連携